G大阪・堂安が横浜M戦に向け調整「攻撃には自信を持ってやれている」

J1G大阪は30日の横浜M戦(日産)に向けて29日、大阪・吹田市内で非公開練習後移動した。5月2日のU-20W杯(5月20日開幕、韓国)に向けたU-20日本代表メンバー発表前最後のJ1戦に、好調のMF堂安律(18)は先発が濃厚。公式戦3戦連発で世代のエース襲名を誓った。

好調の18歳がU-20W杯メンバー発表を前に、景気づけの一発を狙う。堂安が堅守の横浜Mをこじ開け、世代のエースの価値を証明する。

「攻撃には自信を持ってやれている。とくにこの2試合はよかったと思うし、続けてやっていきたい」

21日の大宮戦で今季初先発すると、トップチーム初ゴールなど2得点。その勢いのまま25日のACL・アデレード(豪州)戦でも先発&ゴールで、勢いが本物であることを証明したばかり。W杯メンバー入りは確実だが、3戦連発を果たしエースとして胸を張って選ばれてみせる。

堂安が決めた後の26日には磐田のFW小川がルヴァン杯・FC東京戦でプロ初ゴールからハットトリックを達成。堂安とは代表合宿でいつも同じ部屋になるという戦友だ。「自分が取ったときは連絡くれたし、自分も連絡しました」と互いをたたえた。本大会を前に、U-20組に火がつき始めている。

G大阪は日産スタジアムでのリーグ横浜M戦は2009年の勝利が最後。その後は4分け2敗と勝てない鬼門だ。伝統的な堅守を誇る強敵を相手に18歳は「最後のところで体をはってくると思う。そこで打つふりをするとか、遊び心を持ってやれたら」と攻略のイメージを膨らませた。

「やっぱりこいつやなって思われるようなプレーをみせたい」

U-20W杯の先には東京五輪を戦う世代。ガンバ期待の新星が、その先頭を走ってみせる。

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