18歳・堂安律が公式戦3戦連発…ガンバ大阪、1点差で逃げ切りリーグ戦連勝/J1リーグ第9節

■J1第9節 横浜FM 0-1 G大阪

横浜FM:なし

G大阪:堂安(64分)

明治安田生命J1リーグ第9節が4月30日に行われ、日産スタジアムでは横浜F・マリノスとガンバ大阪が対戦した。試合はG大阪が1-0で横浜FMを下し、リーグ戦2連勝を飾った。

勝ち点2差での対決となった両チーム。ホームの横浜FMは前節の柏レイソル戦を0-2で落とした。ここまで3勝1分けと勝率のいいホームで勢いを取り戻したい。一方、G大阪は前節の大宮アルディージャ戦で6-0の大勝を収めたが、25日のAFCチャンピオンズリーグでは痛恨の引き分けを喫した。横浜FMはFW伊藤翔が4試合ぶりの先発。G大阪は4-4-2のシステムを採用し、MF遠藤保仁やFW長沢駿らがベンチスタートとなった。

最初にチャンスを迎えたのは横浜FM。1分、ハーフウェイライン付近の天野純がダイレクトでロングパスを送ると、最終ラインの裏で受けた齋藤学がGKと一対一になりかけたが、タッチが乱れてシュートはDFにブロックされてしまった。

その後も一進一退の攻防が続く。40分、G大阪が高い位置でボールを奪うと、堂安律がペナルティエリア手前からシュートまで持ち込んだが、中澤佑二が必死のブロックで止めた。結局、前半はスコアレスでハーフタイムに入る。

後半立ち上がりは両チームともに激しいせめぎ合いとなる。52分、横浜FMが左CKを獲得すると、天野のクロスから中澤がヘディングシュート。しかし、ここは惜しくもGK東口順昭の正面だった。

G大阪は59分に2枚替え。赤崎秀平と泉澤仁を下げ、長沢とアデミウソンを投入する。ここからG大阪が猛攻に出る。63分、FKの流れから井手口陽介が低いクロスを入れると、アデミウソンがワントラップからジャンピングボレーシュート。ここはなんとかGK飯倉大樹が反応した。直後の64分、アデミウソンからパスを受けた藤春廣輝が左サイドを突破。藤本淳吾とのワンツーでペナルティエリア左横に進入すると、中央に折り返しのボールを入れる。これをニアに走り込んだ長沢が受け、GKを引きつけてヒールパス。堂安が無人のゴールに蹴り込み、G大阪が先制に成功した。堂安は公式戦3試合連続ゴールとなった。

続く68分には右サイドに抜け出したアデミウソンがペナルティエリア内にスルーパスを送る。長沢がトラップして流し込むようなシュートを放ったが、ここは惜しくも枠の左に外れて追加点とはならない。

G大阪は85分に藤本を下げて丹羽大輝を投入。3バックに変更し、守備を固める。このまま1-0でG大阪が逃げ切り、リーグ戦連勝を飾った。

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