U20高木彰人、小川離脱に奮起「やらなあかん」

U-20(20歳以下)W杯に出場しているFW高木彰人(19=ガンバ大阪)が25日、韓国・天安市内で練習し、イタリア戦(27日)に向けて闘志を燃やした。

前日24日のウルグアイ戦で今大会初出場。途中出場でプレー時間は短く、なかなか好機には絡めなかったが「残り数分で結果を残す人は残してきているし、それができなかったのは反省しないといけない」と課題を挙げた。

チームはエースのFW小川が負傷離脱することが決定。勝てば決勝トーナメント進出が決まるイタリア戦には出場できなくなった。内山ジャパンでは2列目としてプレーすることが多い高木だが、本職は点取り屋。「このチームではFW起用は少ないけれど、出されたところでやるというのは変わらない」とキッパリ。エースの思いも背負って「(小川)航基自身が一番悔しいと思う。『やらなあかん』と思っている」と奮起を誓った。

G大阪の下部組織で育ち、同じく同代表のMF堂安らと切磋琢磨(せっさたくま)してきた。DFの裏に抜けるプレーが得意なFWで、今季は所属のG大阪で公式戦4試合に出場。ACL江蘇戦ではフル出場した。今大会は負傷離脱したMF森島(広島)に代わって招集されており、試合にかける思いは強い。「自分が決めてチームが勝てたらうれしいと思う。与えられた時間で結果を出せたらステップアップになる」。今回代表に選ばれなかった選手、負傷した選手、全ての思いを背負い、高木が大切な一戦でゴールへ向かう。

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