ガンバ大阪、堂安律のラストマッチを勝利で飾れず…川崎Fとの上位対決はドロー/J1リーグ第16節

■J1第16節 G大阪 1-1 川崎F

G大阪:長沢(68分)
川崎F:中村(52分)

明治安田生命J1リーグ第16節が25日に行われ、市立吹田サッカースタジアムではガンバ大阪と川崎フロンターレが対戦した。試合は1-1のドローに終わり、両チームともに連勝とはならなかった。

1試合消化が少ないながらも、首位・柏レイソルから勝ち点3差の3位につけるG大阪。第14節のジュビロ磐田戦では大敗したものの、前節はしっかりと勝ち点3を積み上げた。同じく川崎フロンターレも1試合未消化で勝ち点25の6位。上位争いを続けるためにも負けられない状況が続く。G大阪はこの試合を最後にオランダ1部フローニンゲンへ期限付き移籍するMF堂安律が先発出場。また、川崎Fは古巣対決となるMF阿部浩之がスタメンに名を連ねた。

13分、高い位置でボールを奪うと、右サイドでボールを受けた堂安がドリブルでペナルティエリア手前まで持ち込みシュートを放つ。DFがブロックしたボールを最後は倉田秋が狙ったが、ここはGKチョン・ソンリョンに防がれてしまった。

前半終了間際の44分には、ペナルティエリア手前で遠藤保仁からパスを受けた堂安が相手DFを引きつけ、再び倉田がシュートまで持ち込んだが、ここも枠の左に外れてしまう。このままスコアレスでハーフタイムを迎える。

すると後半立ち上がりの52分にスコアが動く。右サイドからエウシーニョが低いアーリークロスを入れる。中村憲剛がスルーしてGKとDFの間を抜けたボールがファーサイドの登里享平へ渡る。登里が中央へ折り返すと、最後は中村が角度のない位置からシュート。ボールはファビオに当たってゴールネットを揺らし、川崎Fが先制に成功した。

リードを許したG大阪は64分に堂安と遠藤を下げ、アデミウソンと藤本淳吾を投入した。直後の65分、ドリブル突破したアデミウソンがペナルティエリア内右で倒されたかに思われたが、ここはノーファウルの判定だった。

しかし、直後の68分、左サイドでスローインを受けた井手口陽介が右足でクロスを上げる。これを長沢駿がヘディングでゴール右に決め、G大阪が同点に追いついた。

追いつかれた川崎Fは72分に中村と登里を下げ、長谷川竜也と家長昭博を投入した。しかし、最後まで両チームともに得点を奪うことはできず、1-1のドローで終了のホイッスルを迎えた。

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