ガンバ大阪、新戦力の初ゴールなどでダービーを制す!首位C大阪は10戦ぶり黒星/J1リーグ第19節

■J1第19節 G大阪 3-1 C大阪

G大阪:ファン・ウィジョ(65分)、三浦(77分)、アデミウソン(86分)

C大阪:杉本(51分)

明治安田生命J1リーグ第19節が29日に行われ、市立吹田サッカースタジアムではガンバ大阪とセレッソ大阪が対戦した。試合はG大阪が3-1でC大阪を下し、“大阪ダービー”を制して3試合ぶりの白星を飾った。一方、C大阪は10試合ぶりの黒星を喫した。

首位のC大阪は、22日に先んじて行われた第22節の浦和レッズ戦を4-2の打ち合いの末に制し、首位をキープしている。これでリーグ戦は4連勝中となり、G大阪とのダービーで今季初の5連勝を目指す。一方、G大阪は鹿島アントラーズ戦、清水エスパルス戦と2連敗中。絶対に負けられないホームでの“大阪ダービー”で3試合ぶりの白星をつかみたい。G大阪は新加入の韓国代表FWファン・ウィジョがスタメン入り。C大阪は負傷のDF山下達也に代わってMF木本恭生が先発メンバーに入った。

試合は15分にG大阪が決定機を迎える。藤本淳吾のスルーパスに抜け出したファン・ウィジョがGKとの一対一からゴールネットを揺らしたが、ここは惜しくもオフサイドの判定。ゴールは認められなかった。

一方のC大阪は25分にチャンスを作る。左サイドの丸橋祐介がクロスを入れると、DFが弾いたこぼれ球を水沼宏太がシュート。しかし、ここはGK東口順昭の好セーブに阻まれた。前半はこのままスコアレスでハーフタイムを迎えた。

後半立ち上がりに試合が動く。51分、C大阪はGKキム・ジンヒョンが前線にロングボールを入れると、これを山村和也がスラして杉本健勇へつながる。杉本がペナルティエリア内に持ち込んで左足シュートを決め、C大阪が先制に成功した。

しかし、そこからG大阪が猛反撃に出る。65分、左サイドの藤春廣輝が上げたクロスをファン・ウィジョが頭で合わせ、まずは同点に追いつく。ファン・ウィジョにとっては正真正銘のJリーグ初ゴールとなった。

さらにG大阪は77分、井手口陽介のCKを三浦弦太が合わせて逆転に成功。86分にはカウンターからアデミウソンが追加点を決め、一気に2点のリードを奪った。試合はこのまま3-1で終了。G大阪が大阪ダービーを制した。

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