G大阪5戦ぶりV井手口が決勝点演出/鳥-G24節

<明治安田生命J1:鳥栖1-3G大阪>◇第24節◇26日◇ベアスタ

G大阪の日本代表MF井手口が決勝点をアシストし、5試合ぶり勝利に導いた。

日本代表に国内組最多の3人が選出されたG大阪は、GK東口、DF三浦、MF井手口の全員が先発。

前半は前線からプレスをかけ合い、激しい攻防となった。ホームの鳥栖は同9分、MF原川のFKをDF鄭昇が頭で合わせたが、惜しくもバーに当たってしまった。一方のG大阪は同44分、FW長沢の折り返しを中央で走り込んだMF倉田がシュートするもゴール枠外だった。

0-0で折り返した後半3分、G大阪が待望の先制点を奪った。MF今野からパスを受けたMF倉田が1度シュートを打とうとするも、切り返してドリブル。DFを翻弄(ほんろう)して、ペナルティーエリア外から右足で決めた。約3カ月ぶりの今季7点目。G大阪にとっては8試合ぶりとなる先制点だった。

だが同22分、鳥栖の元コロンビア代表FWイバルボがドリブルでペナルティーエリアに進入すると、相手DFに倒されてPKを獲得。これをFW豊田が決めて追い付いた。

それでも勝利への執念を見せるG大阪は同29分、倉田からパスを受けたMF井手口がダイレクトでクロスを上げ、走り込んだ中央のFW長沢が頭で押し込んだ。

さらに後半45分には井手口がボールを奪い、途中出場のFWファン・ウィジョの抜け出しに合わせるスルーパス。ファンのクロスを走り込んだDF藤春がしっかりと決めて3点目を奪った。

G大阪は連敗を2でストップ。鳥栖はJ1で初めてG大阪にホームで敗れた。

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