G大阪 不運な判定も2連敗…優勝の可能性が消滅

「明治安田生命J1、G大阪1-2横浜M」(30日、市立吹田サッカースタジアム)

G大阪の優勝の可能性が消滅した。1-1の後半44分に決勝点を奪われ2連敗。鳥栖に敗れた首位鹿島との勝ち点差は21のままだが、残り6試合となり3年連続のV逸が決まった。

0-1の後半33分にFW長沢駿(29)が頭で押し込み一時は同点に追い付いたが、終了間際の後半44分に勝ち越された。カウンターの起点でDF金正也(29)がFWウーゴ・ヴィエイラ(29)に倒される明らかなファウルがあったが、目の前にいた上田益也主審が流したことで決勝点につながった。判定に泣かされた形となったが、日本代表MF倉田秋(28)は「それを言い訳にしたくない。メンタルを強くしないと。1点しか取れてないし、最後の精度が足りない」と敗因を自らに求めた。

リーグ戦ではホーム4連敗など直近9試合でわずか1勝(2分け6敗)。7日に長谷川監督の今季限りでの退任が発表されてからも公式戦5試合未勝利(1分け4敗)と勝利から見放された。日本代表GK東口順昭(31)は「ホームで勝ち切れないし、これでは優勝できない。問題はたくさんある」ともどかしそうに振り返った。

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