【G大阪】来季監督に元C大阪監督のレビー・クルピ氏

G大阪の来季監督に、元C大阪監督のレビー・クルピ氏(64)が就任する見通しであることが30日、分かった。シーズン終了後に発表予定。大阪を本拠地にする両クラブで指揮を執る監督は初めてとなる。2013年12月の帰国時に関西国際空港でクルピ氏は「次に来日する時はガンバの監督になりたい」と冗談を飛ばしていたが、それが現実になりそうだ。

クルピ氏は1997年、2007~11年、12~13年にC大阪で指揮を執り、10年には3位に入った。日本代表の香川真司(ドルトムント)らを育てるなど選手の育成にも定評がある。今季はブラジル1部でサントスの監督を務め、28日に成績不振で解任された。

大阪・吹田市内で取材に応じた梶居勝志強化部長(54)は「(クルピ氏に)絞って(交渉を)やっています。Jリーグとチームに非常に興味を持っていただいている」と、交渉が順調に進んでいることを明かし「攻撃的なスタイルにたけた指導者。若手を試合に絡ませながら成長させる」と評価した。C大阪監督のイメージが強いことについては「まったく気にしていません。監督、選手の動きがあるのが当たり前の世界。いい指導者としてしか見ていない」と強調した。

G大阪は、9月に5年間チームを率いた長谷川健太監督(52)が今季限りで退任することを発表していた。

リンク元

Share Button