G大阪の井手口獲得に古豪リーズが前進! チームディレクターが「アジアでのサプライズ」を明言

藤田俊哉氏のフロント入りも井手口獲得を後押し。

 やはりその関心は本物だった。イングランドのチャンピオンシップ(2部)に属するリーズが、ガンバ大阪に所属する日本代表MF井手口陽介の獲得に迫っているようだ。地元メディア『Leeds Live』が現地時間の11月29日に伝えた。

同メディアによると、リーズは来年1月の移籍マーケットを利用しての井手口獲得を目指しているという。同クラブは今夏に元日本代表MFの藤田俊哉氏を強化部に迎え入れ、アジア戦略を強化する構えを見せており、井手口もその一環と見られている。

浪速の俊英を引き抜くために障壁となっているのは、イングランドでの労働許可証取得が下りるかどうか。しかし、『Leeds Live』は、井手口が「直近の10試合中8試合に出場し、12月のEAFF E-1サッカー選手権大会でも出るだろう」とA代表での出場歴を紹介し、労働許可証取得に必要な基準「直近2年間のA代表で75%以上の出場」を満たすとしている。

リーズの動向を日々伝える同メディアは、「リーズは、来夏のロシア・ワールドカップで国を背負う存在にもなりうるイデグチに感銘を抱いている」と、その熱意が本物であることを綴っている。

また、同メディアの取材に応じたチームディレクターのビクトル・オルタ氏は、「我々は世界の選手に目を向けている。アジアで驚きの契約するつもりだ」と話し、その中で井手口獲得を最優先事項としていることを仄めかしている。

リーズは、英国の一部リーグが、現在のプレミアリーグへ移行する前に3度の国内リーグ(1968-69、73-74、91-92)優勝の経験を持つ古豪だ。

しかし、2004-05シーズンには大掛かりな補強策が裏目に出る形で財政難に陥って2部に降格。07-08シーズンにはリーグ1(3部)に降格するなど、低迷期に突入していた。

10-11シーズンに再び2部に昇格して以降、プレミアリーグ復帰を目指し続けている古豪リーズに井手口は加わることができるか。その動向に注目だ。

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