【G大阪】J1“最遅”始動 クルピ監督「1か月あれば十分です」

G大阪は22日、沖縄での1次キャンプをスタートした。12日から大阪で、若手と希望者が参加した合同練習を行ってきたが、全体練習はこの日が今季初。2月24日のJ1開幕・名古屋戦まで約1か月だが、クルピ新監督は「ブラジルでは(開幕まで)1週間で始動することもある。1か月あれば十分です」とこともなげにうなずいた。

「1次キャンプはフィジカル中心」という言葉通り、アップ後には約40分間にわたるペース走を行い、選手たちの心肺機能に刺激を加えた。続くは自主練タイム。“自由”を与えられた選手たちは、多くの選手たちがいくつかのグループをつくり、ボール回しを開始。一方でMF遠藤は、ひとり黙々と体幹トレーニングなどにいそしんでいた。

その様子を見つめていた指揮官は「まだ全員の名前と顔が一致しないが、ボールを扱う技術はしっかりしている選手が多いと感じた」とうなずいた。C大阪では若手育成に定評があった指揮官だが「本当に才能のある若い選手たちと出会ったのは幸運だったんだ。カガワ(香川)、ヨウイチロウ(柿谷)、イヌイ(乾)、キヨタケ(清武)…」と次々とかつての教え子の名前を挙げて、当時を懐かしんだ。G大阪でも新たな才能を発掘する可能性については、「もちろんこのチームにもたくさんの素晴らしい選手がいる」とにっこりとほほえんでいた。

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