「明治安田生命Ｊ１、Ｇ大阪２－３名古屋」（２４日、パナソニックスタジアム吹田）

２３日に開幕した明治安田生命ＪリーグはＪ１４試合を行い、Ｊ１復帰の名古屋が今季加入した元ブラジル代表ＦＷジョー（３０）の勝ち越しゴールでＧ大阪に３－２で競り勝ち、白星発進した。

幕開けは華やかだった。開幕戦にトップ下で先発したＭＦ遠藤が前半１３分に右足で先制ゴール。プロ２１年目を迎えた３８歳が、Ｊ２時代も含めＪリーグ２１年連続得点でＧ大阪の今季初ゴールを挙げた。

幸先良く先行するも守備が持ちこたえられない。１－２の後半３４分にＦＷ長沢のダイビングヘッドで一時は同転とするも、わずか５分後にＦＷジョーの決勝点を許した。開幕戦は７年連続未勝利で、昨年９月３日にルヴァン杯神戸戦で勝利して以降、公式戦１４戦連続白星なしとなった。

今季から指揮を執るクルピ監督の下、攻撃的スタイルを取り戻そうと模索している。決定機の数では名古屋を上回り、遠藤は「方向性は見せられた」と手応えを語った。次戦のアウェー鹿島戦（３月３日）で、その感触を勝利に結び付けたい。

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