クルピガンバ初陣星飾れず…遠藤 21年連続ゴールも空砲に

◇明治安田生命J1第1節 G大阪2―3名古屋(2018年2月24日 吹田ス)

G大阪が本番になって、やっと少しだけ目が覚めた。元日本代表MF遠藤が21年連続ゴールとなる先制点を決めれば、1点ビハインドの後半34分にはFW長沢が同点弾。最後に突き放されたが今季から指揮を執るクルピ監督は「最後まで全力を尽くした」とねぎらった。

開幕前の練習試合は4試合3分け1敗。とくに17日のJ2徳島戦は内容も結果も完敗だった。試合翌日には選手間でミーティング。危機感を募らせた。「できる限りボールを持っている選手のパスコースをつくってやろう」(遠藤)。その結果、個々のボール離れが速くなり、複数の選手が絡むプレーも随所に出せるようになった。

昨年からの公式戦勝利なし記録は「14」にまで伸びた。それでも「良い部分はたくさん出せた」と遠藤。目指す攻撃的スタイルが、かすかに見え始めた。

≪11年以来2度目≫G大阪MF遠藤が開幕戦でゴール。これで自身が持つJリーグ連続シーズン得点記録を21年連続(13年はJ2所属)に更新した。また、開幕戦でのゴールは11年のC大阪戦以来2度目。

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