頭角現した!G大阪・米倉、ヘッド弾で猛アピール「うまくいったな」 サンケイスポーツ 7月30日(木)7時0分配信

明治安田J1第2ステージ第5節(29日)右サイドは任せろ!! G大阪は敵地で新潟と2-2で引き分け。東アジア・カップ(8月1日開幕、中国・武 漢)の日本代表に初選出されたDF米倉恒貴(27)は今季初ゴールをあげた。首位の広島は佐藤のゴールなどで神戸に4-0で完勝し、開幕5連勝とした。 リーグ戦は東アジア・カップのために中断し、8月12日に再開する。

東アジア・カップ前最後のリーグ戦でG大阪のニュースターが輝いた。日本代表に初選出されたDF米倉が今季リーグ戦初得点。第2ステージ3度目の引き分けと勝ちきれなかったゲームの中で猛アピール。日本代表の右SB戦線に殴り込む。

「いいボールが上がって来たので。練習していた形だったし、入ってよかったです」

1点を追う後半2分。右CKでMF遠藤からのセンタリングに、ニアへ走り込んで頭で合わせた。「自分がああいう風に走ってこられたら難しい。うまくいっ たなと思います」。思い描いた通りに体が動き、昨年10月18日の川崎戦(万博)以来となるJ1通算2点目。最多の6人が選出された代表勢の中で、存在感 を発揮した。

2013年まで所属したJ2千葉ではボランチやトップ下、FWで起用されるなど、なかなか定位置が定まらなかった苦労人。2013年に右SBに転向する と、翌14年に移籍したガンバでその才能を開花させた。長谷川監督の徹底指導を受け、課題の守備を改善。転向からわずか2年で代表から声がかかるように なった。

世代別代表の経験もなく、日の丸のユニホームに袖を通すのは初めて。「試合を見ていて、自分が入ったらこうしようとか思って見ていたこともあった。それが現実になるのはすごいことだと思います」と胸を高鳴らせた。

「行くからには自分の最高のパフォーマンスを出したい。ポジション争いをするためにいく」

DF内田(シャルケ)が不動の地位を築いてきたポジションだが、故障で長期離脱中で、チャンスはある。ビジュアルでも負けず劣らずのイケメンだ。「もっ と向上できる。代表にいって自分に何が足りないかを見つけて、もっと成長したい」。大舞台を経験し、一回りも二回りも大きくなる。

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