デビュー弾の弟を兄が抱きしめる…“食野兄弟”が揃ってゴール!G大阪U-23を今季初勝利に導く

[3.30 J3第4節 YS横浜 0-5 G大23 ニッパツ]

ガンバ大阪U-23に所属するFW食野亮太郎(20)とMF食野壮磨(17)が兄弟そろってゴールを決めた。

31日、G大阪U-23はJ3第4節でY.S.C.C.横浜とアウェーで対戦。前半2分、右サイド深くまで突破したMF福田湧矢がマイナスに折り返したボールを食野亮が右足で流し込み、幸先よく先制する。さらに13分、サイドチェンジから左サイドでボールを受けたMF中村敬斗がPA左に進入して右足を振り抜くと、相手2人の間を抜けてゴールに吸い込まれた。

前半を2-0で折り返したG大阪U-23は、後半も勢いは止まらなかった。まずは21分に福田の個人技から3-0とリードを広げると、27分にはPA左でDF高尾瑠の絶妙なパスを受けた食野亮が冷静に右足で流し込み、4-0と試合を決定づけた。

後半42分には、MF高江麗央に代え、G大阪ユース所属で2種登録選手の食野壮を投入。食野壮はJリーグデビュー戦となった。そして、歓喜の瞬間は終了間際に訪れた。45分、PA左手前から食野亮が放った左足シュートは右ポストを叩いたが、跳ね返りを食野壮が右足で決め、5-0。デビュー戦で初ゴールを決めた弟のもとに誰よりも早く兄が駆けつけ、ギュッと抱きしめた。

試合はG大阪U-23が5-0で快勝。今季初白星を飾った。試合後のインタビューで食野壮は「(ゴールは)素直にうれしいです。いいところにボールがこぼれてきたので、あとは流し込むだけでした」と、緊張した面持ちで語った。

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