【G大阪】低迷打破の起爆剤となるか 20歳FW食野、18歳FW中村が仙台戦メンバー入り

G大阪のFW食野亮太郎(20)、FW中村敬斗(18)が、仙台戦(28日・ユアスタ)の遠征メンバー入りを果たした。27日、チームは大阪・吹田市内で調整し、仙台へ出発。現在、J1リーグで4戦勝ちなし(1分け3敗)の15位と低迷しており、勝ち点3差の17位・仙台に敗れればJ2降格圏に転落する可能性もある。絶対に勝利が必要な下位対決で、若い2選手を抜てきした宮本恒靖監督(42)は「彼らは結果を残してきたから、そういう立ち位置(メンバー入り)にきた。(起用の)タイミングをみていきたい」と話した。

食野はG大阪U―23ではJ3で得点ランキングトップの6ゴールを挙げ、先発した24日のルヴァン杯・磐田戦でも1ゴール。中村も磐田戦では途中出場から1ゴール1アシストと結果を残し、チャンスをつかんだ。宮本監督は「チャンスやとギラギラしている若手は、勢いだけではない。質を伴っているから、点につながっている。それをチームにプラスしていきたい」と語り、成長著しい2人に期待をかけた。

食野は「ゲームの流れにもよりますけど、相手をかき回したい。どんどん上の人を脅かす存在になりたいし、いつまでもベンチに座っているつもりはない」と闘志満々。中村も「自分が上に行くため、チームが勝つためにやる。ここから駆け上がりたい」とうなずき、バスに乗り込んだ。G大阪の次世代を担うことを期待される2人、波に乗れないチームの“起爆剤”となるか注目だ。

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