【G大阪】木梨憲武デザインの限定ユニホーム、8・18磐田戦で着用へ

G大阪が8月18日の磐田戦(パナスタ)で、とんねるずの木梨憲武(57)がデザインした限定ユニホームを着用することが27日、分かった。G大阪は「GAMBA EXPO」と題し、17年は万博記念公園にそびえる太陽の塔の外観、18年は約半世紀ぶりに公開された太陽の塔内部をモチーフに、個性的な限定ユニホームを着用。第3回となる今回は、アーティストとしても活動する木梨にデザインをオファーし、実現する運びとなった。

芸能人がユニホームのデザインを手がけることは異例だが、木梨は国内外で個展を開催するなどアーティストとしての活動も注目を集めており、独特の感性から生み出すデザインが人気を博している。さらに、高校時代は名門の帝京高サッカー部に所属。これまでも数多くのサッカー番組に出演し、G大阪でも元日本代表MF遠藤保仁や今野泰幸ら現役や、OBも含めてサッカー関係者とも親交が深い“サッカー人”でもある。

デザインの発表は6月末に予定されており、“アート×サッカー”が詰め込まれた限定ユニホームとなることが予想される。同ユニホームは選手たちが着用し、同じデザインをベースにした限定記念シャツが来場者全員(ビジター席、チケットを持たない未就学児を除く)にプレゼントされる予定だ。

G大阪は今季、ここまで16位と低迷。しかし、宮本恒靖監督(42)は20歳MF福田ら若手を先発起用するなどチーム改革を進めて、ここ2試合は1勝1分けと勝ち点を積み上げている。さらに今夏に向けては、かつてエースとして君臨したデュッセルドルフの元日本代表FW宇佐美貴史の再獲得も目指し、巻き返しを狙っている。

過去2年の「GAMBA EXPO」には、ともに3万5000人前後が詰めかけた。今年も注目を集めること必至の“木梨ユニホーム”で、大観衆とともに勝利を祝いたいところだ。

◆Jの主な限定ユニ

▽衝撃の犬ユニ 15年にJ2千葉がクラブマスコットのモデルである秋田犬に合わせて「リアルな秋田犬」が全面にプリントされたGKユニホームを製作。OB戦用で、協賛のスタートトゥデイ(現ZOZO)によるデザイン。フィールド選手はマスコットのイラストがあしらわれた。

▽平和祈念ユニ 昨季8月11日に行われた長崎―広島戦で両クラブが着用。被爆した両都市を本拠地とする2クラブが、初めて原爆投下された8月(広島は6日、長崎は9日)に対戦。試合は「ピースマッチ」と銘打たれ、平和の象徴・折り鶴がモチーフとされた。

▽宇宙服ユニ 16年に川崎が人気コミック「宇宙兄弟」とのコラボ企画として製作。フィールド選手は宇宙をベースに星や国際宇宙ステーションが配され、GKは宇宙飛行士が着用する船内与圧服をイメージしたデザインに。

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