【G大阪】3年ぶり復帰の宇佐美が会見「今戻ってチームの力になれるイメージが湧いた」 背番号は33

ドイツ1部・アウクスブルクから完全移籍でG大阪に復帰した元日本代表FW宇佐美貴史(27)が25日、大阪・吹田市のパナスタでチーム練習に合流した後、移籍会見を行った。背番号は、2009年のトップチーム昇格時にも付けた「33」に決まった。

G大阪の下部組織出身の宇佐美は、11年にドイツ1部・バイエルンに期限付き移籍し、13年にG大阪に復帰。16年にはアウクスブルクに完全移籍し、Jリーグへの復帰は約3年ぶりとなる。試合出場は夏の移籍市場が開く7月19日以降となり、最短で同20日・名古屋戦(豊田ス)となる。

以下は会見での一問一答。

―練習に合流した感想は?

「久しぶりで楽しかった。周りの選手の顔ぶれが替わって、年下の選手が増えた。周りの選手もそうだろうし、僕自身も違和感があった。それはネガティブな意味じゃなく、変な感じで練習をしてました」

―移籍を決断した理由は?

「G大阪の状況、僕の状況が良くも悪くもリンクした。ドイツで全く試合に出れずに、沈んでいた。G大阪も(リーグ戦14位で)いるべき順位じゃない。今戻ってチームの力になれるイメージが湧いたのが一番大きい」

―2度目のドイツの経験は?

「個人的にはダメ。すがすがしいくらい。サッカー人生のなかで酸いも甘いも知った。きれいごとに聞こえるかもしれないけど、幸せなこと。今はポジティブな気持ちです」

―日本代表の久保建英=Rマドリード=らが海外に移籍している。

「単純にすごい。映像を見て、刺激はもらっている。若い選手が海外に出るなか、僕は戻ることを決断した。彼らにそれ以上、何かを言える立場じゃない」

―再び海外クラブを目指すのか、それともG大阪でプレーし続けるのか。自身の思いは?

「両方ある。(海外クラブでプレーする)高みを目指す気持ちはある。帰ってきたばかりだけど。自分で『なし』とは思いたくない。ただ、G大阪に必要とされる選手でいたい。それが素直な気持ち」

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