井手口陽介もG大阪復帰!? 地元紙がリーズ退団容認を報道「古巣に戻って悪夢のような時間を終わらせるつもりだ」

宇佐美貴史に続いて復帰か。

 約1年半前にガンバ大阪を巣立った俊英MFの帰還が迫っている。

現地時間6月17日、英紙『Yorkshire Evening Post』は、リーズに所属する井手口陽介が今夏の移籍市場で古巣であるガンバ大阪に復帰する可能性が高いと報じている。

 2017年のJリーグと日本代表での活躍で声価を高めた井手口は、翌年1月にリーズと4年半の長期契約を交わすも、イングランドでの就労ビザの関係により、すぐさまスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに半年レンタルで移籍。しかし、言葉や環境に適応しきれずに出場機会を満足に得られなかった。

再起を誓ってリーズに舞い戻った井手口だったが、2018-19シーズンからチームに就任したマルセロ・ビエルサ監督に「私は正直に言わねばならない。いまの彼はどのポジションでも2番手までの選択肢に入っていない」と断言され、買取りオプション付きの1年レンタルでドイツ2部のグロイターフュルトへ籍を移した。

ドイツでも井手口は苦しんだ。入団間もない9月に膝後靭帯の負傷から長期離脱を余儀なくされ、公式戦は7試合の出場にとどまったのである。

それでも井手口を高評するグロイターフュルトは買い取りオプションを行使する姿勢を見せたが、ドイツの複数メディアなどによれば、リーズが設定する移籍金額が高すぎるため、獲得を断念したという。

そんななか、『Yorkshire Evening Post』は、「ヨウスケ・イデグチは、ガンバ大阪に戻って悪夢のような時間を終焉させる」とし、さらに次のように綴った。

「リーズは18か月前に50万ポンド(約7250万円)で獲得したイデグチをもと居たクラブへ送り出すことを検討している。彼は日本から初めて欧州へ挑戦してきたが、公式戦でデビューすることなく、この夏に去ることになる」

井手口とリーズの契約は22年6月までとなっており、獲得には少なくとも50万ポンドを上回る金額が要求されると思われる。だが、今月25日に宇佐美貴史をアウクスブルクから引き戻し、低迷するチームの活性化を図るガンバ大阪が、いかなる判断を下すのかが注目される。

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