宇佐美とのコンビ復活!広島FWパトリックがG大阪復帰「強いガンバに…」

ガンバ大阪は25日、サンフレッチェ広島からFWパトリック(31)が期限付き移籍で加入することを発表した。期間は2020年1月1日まで。背番号は『18』をつける。

パトリックが2年ぶりに復帰する。川崎フロンターレやヴァンフォーレ甲府、G大阪でプレーしたパトリックは、2017年6月に広島に加入。昨季はJ1リーグで33試合20得点を記録したが、今季はここまで13試合3得点にとどまっていた。

2014年にJリーグベストイレブンに選出されるなど、国内3冠を経験したG大阪への復帰を決めたパトリック。クラブを通じて「新たなチャレンジがしたく、移籍を決断しました。ガンバ大阪というクラブの歴史には自分の名が残っていると思いますが、離れた後も自分が真摯に取り組んできたからこそ、今回も声をかけていただいたと思っています。僕のハートの一部はガンバの色に染まっているし、今でも強い思い入れがあります。チームもサポーターも強い気持ちがあります。またガンバに戻れることを嬉しく思うし、強いガンバにできるように頑張りたいと思います」とコメントした。

また、広島を通じて「サンフレッチェ広島が自分と家族にしてくれたことに感謝しかありません。今まで自分がこのクラブで取り組んできたことだけでは恩返しできないぐらいの厚いサポートをしていただきました。広島ではタイトルを獲ることが目標でしたので、この時期に去るのは心苦しいですが、このクラブはずっと僕の心に残るチームですし、どこに行っても応援しています。また、サポーターにはピッチで熱い応援と後押しをしていただいただけでなく、街でも声をかけていただき感謝しています。本当にありがとうございました」と挨拶している。

G大阪は今夏、FWファン・ウィジョ(→ボルドー)、MF田中達也(→大分)、MF今野泰幸(→磐田)が完全移籍。FW中村敬斗(→トゥエンテ)、MF藤本淳吾(→京都)、DFオ・ジェソク(→FC東京)がそれぞれ期限付き移籍でチームを離れた。一方で、FW宇佐美貴史がドイツから復帰し、MF鈴木雄斗(←川崎F)が期限付き移籍で加入した。

●FWパトリック
(Anderson Patric Aguiar Oliveira)
■背番号
18
■生年月日
1987年10月26日(31歳)
■出身地
ブラジル
■身長/体重
189cm/82kg
■利き足
右足
■血液型
O型
■経歴
パイサンドゥSC-CAビラ・リカ-サンタクルスFC-サルグエイロAC-ADRCイカザ-デモクラタFC-ヴェラクルズFC-SERサンジョゼ-アメリカーノFC-ミストEC-バスコ・ダ・ガマ-ビラノバFC-A・ゴイアニエンセ-川崎F-甲府-フォルトレーザ-G大阪-広島
■通算出場記録
J1リーグ:157試合57得点
カップ戦:16試合4得点
天皇杯:15試合12得点

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