G大阪、広島からパトリックを期限付き移籍で獲得「強いガンバにできるように…」

ガンバ大阪は25日、サンフレッチェ広島からFWパトリックを期限付き移籍で獲得したことを発表した。なお、移籍期間は2019年7月25日から2020年1月1日までとなり、背番号は「18」に決まった。

現在31歳のパトリックは、2013年に来日し、川崎フロンターレに加入した。同年7月にはヴァンフォーレ甲府へ。2014年は一旦帰国し、夏場にガンバ大阪へ移籍すると、同シーズンの国内3冠に貢献した。その後ひざに大ケガを負った同選手は、復帰後の2017年6月、広島に移籍。昨季は33試合出場20得点をマークし、得点ランキング2位に入った。今季はここまで13試合に出場し、3得点を記録している。

期限付き移籍にあたり、パトリックは広島に対して以下のようにコメントしている。

「まず、サンフレッチェ広島が自分と家族にしてくれたことに感謝しかありません。今まで自分がこのクラブで取り組んできたことだけでは恩返しできないぐらいの厚いサポートをしていただきました。広島ではタイトルを獲ることが目標でしたので、この時期に去るのは心苦しいですが、このクラブはずっと僕の心に残るチームですし、どこに行っても応援しています。また、サポーターにはピッチで熱い応援と後押しをしていただいただけでなく、街でも声をかけていただき感謝しています。本当にありがとうございました」

そして加入するG大阪には以下のようにメッセージを寄せている。

「新たなチャレンジがしたく、移籍を決断しました。ガンバ大阪というクラブの歴史には自分の名が残っていると思いますが、離れた後も自分が真摯に取り組んできたからこそ、今回も声をかけていただいたと思っています。僕のハートの一部はガンバの色に染まっているし、今でも強い思い入れがあります。チームもサポーターも強い気持ちがあります。またガンバに戻れることを嬉しく思うし、強いガンバにできるように頑張りたいと思います」

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