堂安律、名門PSV入り…移籍金は減額され750万ユーロに

オランダ1部PSVは27日、フローニンゲンから日本代表MF堂安律(21)を獲得したと発表した。堂安はG大阪から17年にフローニンゲンへ加入し、1年目はリーグ戦9ゴール、2年目の昨季は5ゴールを挙げてチームの中心に。オランダで実績を残した堂安に対し、G大阪時代の16年にもオファーを送るなど継続して追い続けてきたPSVが今夏の獲得を熱望し、日本人初の移籍が実現した。

海外報道によると、移籍金は当初1400万ユーロ(約16億4000万円)とされていたが、750万ユーロまで減額されたという。日本代表でも主力の一人となった堂安は「このタイミングで行かないと成長が止まる」と、今夏の移籍を熱望していた。

PSVは今季、欧州チャンピオンズリーグ予選で敗れて本戦に出場できないが、1988年には前身の欧州チャンピオンズカップで優勝したこともある名門。昨季の国内リーグはアヤックスに次ぐ2位で、今季は2年ぶりの優勝を狙う。

◆PSVアイントホーフェン 1913年創設。オランダ・アイントホーフェンが本拠地。リーグ優勝24回。過去には元ブラジル代表FWロマーリオ、同FWロナウド、元オランダ代表FWファンニステルローイ、同FWロッベンらが在籍した。チームカラーは赤と白。現在は元オランダ代表MFのファンボメル監督(42)が指揮する。

リンク元

Share Button