山口、東京五輪世代躍動でJ2残留決めた!高が同点アシスト、宮代は逆転弾演出

◇明治安田生命J2第38節 山口 3―2 千葉(2019年10月27日 維新)

日本代表とU―22代表を兼任する森保一監督(51)が視察に訪れる前で、山口の東京五輪世代が輝いた。まずはMF高宇洋(21)だ。1点を追う後半35分、千葉エリア内にまで侵入。絶妙なヘディングでのポストプレーで、FW山下の同点弾をアシストした。そして後半43分にはCKからFW宮代大聖(19)が相手DFに競り勝ち、FW田中の逆転弾を演出。若き力でリーグ2試合ぶりの勝ち点3を手にし、J2残留を決めた。

高は今夏G大阪から期限付き移籍で加入。宮代も川崎Fから加入した。だが2人とも瞬く間にチームに欠かせない戦力に成長。森保監督も「山口は全体的に平均年齢が若くて、選手たちが積極的、アグレッシブに、躍動感がある。見ているサポーターの人も楽しいサッカーをしているなって印象ですね」と称賛し、霜田監督も「得点者は2人とも途中出場だったがスタメン組が走って、相手を疲弊させてくれたから」と目を細めた。

G大阪所属時は守備重視のプレーだった高は「やっと移籍後初アシストです」と苦笑いを浮かべつつも「今はエリアに入っていくのを心掛けている」と攻撃面での成長に手応え。さらなる成長を続け、来年の東京五輪メンバー入りを目指していく。

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