G大阪FW宇佐美貴史、残留決定も「喜ぶ順位じゃない。来季は優勝争いをしていけるように」

ガンバ大阪は23日、明治安田生命J1リーグ第32節でベガルタ仙台を2-0で下し、自力で残留を決めた。この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せたFW宇佐美貴史が試合後、フラッシュインタビューに応じた。

G大阪はスコアレスで迎えた69分、相手のミス絡みから抜け出した宇佐美が3試合連続ゴールを奪取。これで勢いに乗ったG大阪は77分に宇佐美からアデミウソンへとつなぎ、最後はアデミウソンが追加点を奪取。ホームで2-0と仙台を撃破し、自力での残留を手にした。

大車輪の活躍を見せた宇佐美は勝利を「素直に嬉しい」と表現。ゴールシーンについては「強い決意を持って打ちました」と振り返り、「どっかで決めないととは思っていたし、いい感じのサッカーができていたので、今日は勝つっていう強い気持ちを持ってみんなでやれた結果が勝利につながった」と喜びを口にした。

続いてインタビュアーからこの勝利でガンバが自力で残留を決めたことについて問われると、会場は拍手が起こったものの、宇佐美は「残留が決まって喜ぶ順位じゃなくて、来季は優勝争いをしていけるように」と表情を緩めず。「こういう順位じゃなくてもっと上で皆さんを楽しませられるように頑張りたい」と続けた。

G大阪は次節、松本山雅FCを迎えてホーム最終戦に臨む。頼れるエースは「ホームでの1年の締めくくりをしっかり勝利して、皆さんを心から喜ばせられるように1週間しっかり準備してやっていきたい」と、残留決定に安堵することなく、すでに次の戦いへ目を向けていた。

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