【G大阪】松本に4-1で快勝 採点&寸評

◆明治安田生命J1リーグ第33節 G大阪4―1松本(30日、パナソニックスタジアム吹田)

G大阪は松本に4―1で快勝し、ホーム最終戦を飾った。前半11分、MF小野瀬の強烈なミドルシュートで先制。同30分にはMF矢島のシュートがポストに嫌われたこぼれ球を、MF井手口が押し込んで2点目を奪った。さらに同45分にはFWアデミウソンがエリア内で仕掛けて中央に折り返し、走りこんだ井手口が詰めて3点目。後半13分には矢島のクロスにアデミウソンが合わせ、試合を決める4点目を奪った。後半45分には松本DF水本に1点を返されたが、今季2度目の2連勝を飾った。宮本恒靖監督(42)は「前半は良かったですけど、後半の立ち上がりはちょっと受けてしまった。後半に関してはもっとできたんじゃないかというところにこだわりを持ってほしいと、選手には言ってきました」と語り、さらに高いレベルを選手たちに求めていた。

以下は採点&寸評

宮本恒靖監督【6・0】

4試合連続同じスタメンで3勝目。今の好調をいかに来季につなげられるか

GK〈1〉東口順昭【6・5】

1対1もきっちりセーブ。隙は見せなかった

DF〈4〉藤春廣輝【6・0】

運動量が攻撃に生かされる回数は増えた。あとは精度か

DF〈5〉三浦弦太【5・5】

何度か準備の遅れが気になったが、能力の高さでカバーしていた

DF〈13〉菅沼駿哉【6・0】

ビルドアップの安定感は好印象。密集地でのマーキングは課題か

DF〈19〉金英権【5・5】

決壊はしなかったが、1対1で後手を踏む対応が気になった

MF〈7〉遠藤保仁【6・5】

スプリント数1は衝撃。常に好ポジションを取り続ける予測のなせる技か

MF〈8〉小野瀬康介【7・0】

振り抜ける、仕掛けられる、体も張れる。MOM

MF〈15〉井手口陽介【6・5】

イージーミスもあったが2点ゲット。守備の強さに得点力が加われば、ビダルになれる

MF<21>矢島慎也【6・5】

課題にしていた得点に絡むプレーで結果。次はゴールを期待

FW〈9〉アデミウソン【6・5】

カンフーキックで1ゴール。惜しいで終わる悪癖はどこへやら

FW<33>宇佐美貴史【5・5】

局面の技術はさすがだが、どこかボールへの反応が遅れていた印象。接触による脳しんとうの疑いで試合後は病院に

途中出場

MF〈10〉倉田秋【6・0】

シュート3本もヒットせず。彼の日ではなかった

FW<39>渡辺千真【6・0】

一振りのこわさはみせたが、ポストに嫌われた

MF<34>福田湧矢【―】

時間短く採点なし

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