「高校3年間を過ごした…」柏がFW呉屋大翔をG大阪から完全移籍で獲得! 今季は長崎でJ2得点ランク3位の活躍

「責任をとても感じていました」長崎に対しては、J1昇格を果たせなかった悔しさを口に。
柏レイソルは12月27日、ガンバ大阪からV・ファーレン長崎に期限付き移籍していたFW呉屋大翔を、移籍期間満了に伴い完全移籍で獲得したことを発表した。

呉屋は関西学院大での活躍を買われ、2016年にG大阪に新卒加入。2年間在籍したのち、2018年に徳島ヴォルティスへ期限付き移籍したものの、怪我の影響もあり出場7試合に留まった。今季はV・ファーレン長崎へ活躍の場を移すと、本来のストライカーとしての能力が開花。持ち前の動き出しの良さとゴールへの嗅覚を活かし、36試合出場でJ2リーグ3位の22ゴールをマークした。低迷したチームにおいて、まさに孤軍奮闘の働きを示した。

高校時代は流経大柏高(千葉県柏市)のサッカー部に所属していた呉屋は、柏の公式サイトで、柏の地に帰ってきた喜びと、来シーズンへの意気込みを語っている。

「このたび柏レイソルに加入することになりました呉屋大翔です。高校時代に3年間を過ごした柏に帰ってきたことに縁を感じています。柏レイソルの勝利に貢献できるように必死に頑張ります。応援よろしくお願いします」

また、今季在籍した長崎に対しては、J1昇格を果たせなかった悔しさを口にしている。

「この度、柏レイソルに移籍することになりました。まず、この決断を尊重し、あと押しをしてくれた髙田明社長をはじめ、監督、スタッフ、フロントの方々に感謝をしています。シーズン途中の加入でしたが、とても温かく、家族のように受け入れてくれたV・ファーレン長崎が大好きです。長崎の街並みも、出会った人も、チームメイトも最高で、とても居心地が良かったです。

それと同時に、J1に昇格できなかった責任をとても感じていました。しかし、やっぱり今の自分にはこの決断が必要だと思い決めました。長崎で経験させてもらったことを自信にして必死に頑張ります!

そして、最後にサポーターの皆さん。天皇杯後の声援と景色は一生忘れません。プロになって初めて作ってもらった個人チャント、すごくうれしかったです。またどこかで聞けたらと思っています。約9ヶ月、ありがとうございました!長崎大好きです!!」

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