G大阪JYが7年ぶり高円宮杯優勝!! 2トップ揃い踏みで鳥栖U-15の“2冠”阻止

[12.28 高円宮杯U-15決勝 鳥栖U-15 0-2 G大阪JY 味フィ西]

高円宮杯JFA第31回全日本U-15サッカー選手権大会決勝が28日に行われ、ガンバ大阪ジュニアユース(関西2)がサガン鳥栖U-15(九州1)を2-0で下した。G大阪JYはFW鈴木大翔(3年)とFW南野遥海(3年)の強力2トップが揃い踏み。夏のクラブユース選手権を制した鳥栖U-15の2冠を阻止し、7大会ぶりに高円宮杯を制覇した。

26日の準決勝と同じスターティングイレブンで臨んだ決勝。鳥栖U-15は4-3-3のシステムで攻撃の起点となるFW楢原慶輝(3年)が左インサイドハーフ、両ウイングにFW鬼木健太(3年)とFW浦十藏(3年)が入った。G大阪JYは4-4-2の布陣で南野と鈴木が2トップを形成した。

電光石火の先制ゴールだった。前半4分、中盤でボールを受けたMF桒原陸人(3年)が迷わず浮き球のボールを入れると、鈴木がDFラインの裏に抜け出す。飛び出してきたGKの位置を見極め、技ありループを無人のゴールに沈めた。

1点ビハインドとなった鳥栖は楢原が連続でシュートを狙うなど押し返し、ボールを保持して幅を使った攻撃を繰り出す。前半21分には左から鬼木がアーリークロスを入れると、ファーサイドのMF北野真平(3年)がヘッドで狙う決定機を迎えたが、次の一点を奪ったのもG大阪JYだった。

前半22分、左サイドをドリブルで突破したMF名願斗哉(3年)が折り返すと、こぼれ球をおさめた南野が左足を一閃。体勢を崩しながら放った強烈なミドルシュートは左ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれた。

2点ビハインドで後半を迎えた鳥栖は同9分、浦が右45度の位置から強烈なシュートを狙ったが、惜しくも左ポストを直撃。後半32分も左サイドから鬼木がクロスを入れ、ファーサイドの浦が合わせたが、再びポストを叩いた。試合はそのままタイムアップを迎え、2-0で勝利したG大阪JYが高円宮杯を制覇した。

リンク元

Share Button