【G大阪】タイトル奪還へ新オプション! FW起用の小野瀬が2得点1アシスト

◇練習試合(26日、沖縄・吉の浦公園ごさまる陸上競技場=45分×3本)G大阪9(5―0、1―1、3―0)1琉球

5季ぶりのタイトル獲得を目指すG大阪に新オプションが生まれた。沖縄2次キャンプ2日目の26日はJ2琉球と練習試合を行い、昨季は右ウイングバック(WB)を主戦場としていたMF小野瀬康介(26)をFWで起用。1本目で元日本代表FW宇佐美と2トップを組むと、出場45分間で2得点1アシストをマークするなど4得点に絡む活躍を見せた。

昨季リーグ戦でチーム日本人トップタイの7得点をあげた26歳が、最前線でも持ち味を発揮した。7分に先制点となるゴールをあげると、4分後に右からのクロスで宇佐美の得点をアシスト。3―0の33分には右WBの高尾にスルーパスを通し、MF倉田のゴールにつなげた。最後は43分。背後のスペースへ鋭く飛び出し、冷静にゴール右隅に決めた。

今キャンプで、選手たちに複数ポジションをプレーできる器用さを求める宮本恒靖監督(42)は「あれぐらいやるかな、というのはあった。その確認」と納得の表情。「シーズンを戦うなかで、選択肢が増えることは非常に大きい」と、チームとして攻撃の幅が広がることに手応えを口にした。

小野瀬は昨季、右WBで攻守にインテンシティー(強度、激しさ)を発揮していたが、元々は攻撃的なポジションが希望。この日も「ウイングバックの時よりチャンスになることが多い。前でプレーできるのは楽しい」と話す一方、「どの位置でもチームに貢献できるようになれれば」と言葉に力を込めた。

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