G大阪MF遠藤保仁「40歳でもやれると見せたい」不惑初実戦で精力プレー

「練習試合 鳥栖3-2G大阪」(29日、ごさまる陸上競技場)

J1G大阪はキャンプ地の沖縄・中城村でJ1鳥栖と練習試合(45分×3本)を行い2-3で敗れた。28日に40歳の誕生日を迎えたMF遠藤保仁が2本目途中から出場し、67分間プレーした。

中盤で精力的にボールに絡むなど、40歳初実戦を終えた遠藤は「フィジカルと試合勘を戻していく形。大きな問題なくこれているので順調かな」と手応えをにじませた。40歳に達しても現役を続ける遠藤に対し、宮本恒靖監督(42)も「簡単には形容できないこと。メンタルもフィジカルも整っていなければレベルを維持できない。全てをもってして40歳のヤットが形作られている」と賛辞を惜しまなかった。

開幕戦に出場すれば楢崎正剛氏が持つJ1最多出場631試合に並ぶ。試合後には居残りでシュート練習に励むなど気力も充実している。歩みを止めない老練のゲームメーカーは「40歳でもやれるっていうのは頑張って見せたい。若手といい競争をしながらチームに貢献したい」と、偉業達成へ決意を新たにした。

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