ACL敵地で無得点の“元凶” ガンバ宇佐美に「体調不良か」の声 日刊ゲンダイ 8月28日(金)9時26分配信

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・第1レグ(26日)。

韓国に乗り込んだG大阪は、全北現代と対戦してスコアレスドローに終わった。試合後、MF遠藤保仁(35)が「勝てなかったのは良くなかったが、悪い結 果というわけでもない」と話した通り、G大阪にとって敵地でのドローはまずまずの結果。地元で迎える第2レグ(9月16日)で勝てば、準決勝進出となるか らだ。

もっとも、この日の試合で1点でも決めていたら、もっと楽な気持ちで第2レグに臨めたハズ。

無得点に終わった元凶は何か? エースFW宇佐美貴史(23)が足を引っ張ったからである。

序盤から、相手の密着マークにボールキープもままならない。持ち味のドリブル突破も影をひそめ、シュートを放ったり、ラストパスを送るシーンも皆無だ。 後半26分、相手選手2人に挟まれながらもドリブルでペナルティー・エリアに進入してシュート! しかし、相手CBの出した足にブロックされた。

その4分後に大失態である。相手選手に手を掛けて倒し、主審は迷わずにイエローカード。累積警告2枚目で第2レグの出場停止が決まった。

「8月上旬に中国で行われた東アジアカップの取材中にも感じたことなのですが、宇佐美は体調不良を抱えているのか、大会を通じて覇気のないプレーに終始し ました。宇佐美というのは攻撃における高い技術、豊富なアイデアが持ち味なのですが、それを可能にするには“万全な体調とキレ”が必要となる。宇佐美は東 アジアカップ後のJリーグでも、本来のプレーが見られない。長らくコンディション不良が続いている印象を持っています」(サッカージャーナリスト・六川亨 氏)

全北現代戦で公式戦7試合連続無得点となった宇佐美。不調を脱するのに時間が掛かりそうだ。

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