G大阪・米倉、生き残った!左SBで代表選出「まさか入るとは」 スポーツ報知 8月28日(金)7時4分配信

◆2018年ロシアW杯アジア2次予選E組第2戦 日本―カンボジア(9月3日・埼玉スタジアム2002)

G大阪の攻撃的右サイドバック(SB)が、左SBで日本代表に生き残った。27日、ACLの韓国遠征から帰国し、大阪・吹田市内で練習したDF米倉は 「まさか入るとは思っていなかった」とびっくりだ。26日のACL・全北現代戦では守備重視の戦略でベンチ外となり、悔しい気持ちで帰国する中で届いた吉 報に目を丸くした。

代表に初招集された今月の東アジア杯。ハリル監督は大会前、米倉について「よく知らない選手だ」と話すなど序列は高くなかった。しかし練習で球際の強さ をみせ、指揮官に「特にデュエル(ボールを奪い合う攻防)が強かった」と認めさせ、中国戦で先発。ポジションは人生初の左SBだったが、積極的なオーバー ラップでチャンスをつくり左足クロスでMF武藤(浦和)のゴールをアシスト。攻守でアピールに成功した。

指揮官は「国内の選手に言っておきたいのは、こういうことが起きるということ。いい試合をすれば、A代表に入れるというメッセージ」と“第二の米倉”出 現も期待。攻撃的MFから、J2千葉時代の13年に右SBに転向してわずか2年半。さらに代表で与えられた左SBも「全力でやるだけ。それが売りなんで」 と語る27歳が、「ハリルの申し子」として代表定着を狙う。

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