G大阪・宇佐美、練習再開に喜び 「実戦形式大丈夫」状態の良さアピール

緊急事態宣言の全面解除を受けて25日、首都圏と北海道に本拠を置くJリーグのクラブも動き始めた。選手らに自宅待機を求めていたFC東京は26日からグループ練習を始める。横浜Mや川崎、柏などは活動再開のタイミングを検討中。21日に宣言が解除された大阪府と兵庫県に本拠地を置くJ1のG大阪、C大阪、神戸は約2カ月ぶりに非公開で練習を再開した。

G大阪のFW宇佐美貴史(28)がオンラインで取材に応じ、練習再開の喜びと状態の良さをアピールした。

「再開してすぐに実戦形式の練習、といわれても大丈夫なくらい調整していた」

はっきり言い切る姿に自信がみなぎる。活動休止中も約1時間のトレーニングをこなし、体の切れを保つため乳製品は摂取せず、体調に人一倍気を使った。大阪府は緊急事態宣言が21日に解除され、この日から10人ほどのグループに分けて練習を再開。パス交換など接触を避けた軽めのメニューで約1時間15分、汗を流した。クラブハウス内の施設は原則使用しない。感染を防ぐために密閉、密集、密接の「3密」回避の対策をとっている。

公式戦再開までは約1カ月の調整期間が見込まれる。宇佐美は「短い時間でどれだけコンディションを戻せるか、どれだけほかのチームと差をつけられるか。喜びや楽しさをかみしめながらサッカーしていきたい」と闘志を燃やした。

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