G大阪三浦「勝てば流れ乗れる」首位川崎Fと大一番

現在4連勝中で2位のガンバ大阪は8月1日、本拠地パナスタで首位川崎フロンターレとの大一番に臨む。

相手は7月の再開後、6戦全勝で最近5試合はすべて3得点以上。両者の得失点差は9あるため、G大阪が勝っても首位浮上の可能性は低いが、少なくとも勝ち点19で並ぶ。序盤戦の大一番になる。

決戦前日の7月31日、大阪府吹田市内で練習後、主将のDF三浦弦太(25)がオンラインで取材に応じた。

「ホームだし、得失点差はあるが、勝ったら勝ち点で同じになり、流れに乗れる。しっかり勝ちきりたい」。既に両者の得失点差を頭に入れ、まずは勝ちにこだわる。

G大阪はここまで2戦連続完封中。1試合で失点機会は数度あっても、最後は体を張ってゴールを割らせない。故障者続出の最終ラインだが、三浦、高尾瑠(23)、キム・ヨングォン(30)の3バックとGK東口順昭(34)を中心に、気力あふれるプレーが続く。

「川崎Fの攻撃は特長あるが、最後は結局はゴール前(の勝負)になる。要所を守れたらと思う。残り試合多くあるが、この時点で首位争いは大事だし、シーズンを左右してくるので気を引き締めて勝ちたい」と三浦は意気込んだ。

開幕から全7試合出場で3得点の川崎F・MF家長も絶好調。G大阪出身でもあり、非常に怖い存在になっている。

同じく取材対応した宮本恒靖監督(43)は「(家長は)もともと体の強さのあった選手だが、経験を重ね、周囲を使い、より効果的、決定的なプレーができる選手になってきている」と警戒し、川崎F全体には「攻撃にたけた選手が多く、自分たちの特長を使いながら(最近5試合は)3点以上を取っている」と評する。だが本拠で守備的な試合はするつもりもない。

「ただ、守るだけではなく、攻めることを念頭に置いてやりたい。この時期なのでそこまで順位は気にしていないが、お互い調子がいいので持ち味を出してやりたい」

両者の対決は昨年、G大阪にとって1勝1分けと相性は悪くはない。開幕から6勝1分けの川崎Fに初黒星をつけ、逆にG大阪は5連勝へ。6年ぶりのJ1リーグ戦優勝へ、勝てば一気に視界が広がる。

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