G大阪・昌子「マジで寂しいわ」 引退の内田と試合後に抱擁 先輩の闘志を目に焼き付けた

◇明治安田生命J1第12節第2日 G大阪1-1鹿島(2020年8月23日 カシマ)

初めて敵味方に分かれてプレーし改めて感じた。G大阪のDF昌子は「(内田の)決断を尊重する」と強調しつつ「きょうのプレーを見ると“まだできるんじゃないか”と思ってしまった」。この試合を最後に現役引退した内田の闘志あふれる姿を目に焼き付けた。

同じユニホームで戦ったのは日本代表で1試合、鹿島で18年の1シーズンのみ。それでも「サッカーに取り組む姿勢とか、鹿島の歴代の先輩たちが受け継いできたものを僕に伝えてくれた。それによって成長できた」。試合は終盤追いつかれたが、3バックの真ん中で何度もボールを跳ね返し、鋭い縦パスで攻撃を活性化させた。初の古巣戦に「いつもとは違った感情」を覚えながらも、壁になった。試合後は内田と熱く抱擁し「マジで寂しいわ」と吐露。偉大な先輩の魂を受け継ぎ、次なる戦いへ突き進む。

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