【J1注目プレビュー|第13節:G大阪vsFC東京】パナスタで勝ち点2差の上位対決

【明治安田生命J1リーグ第13節】
2020年8月29日(土)
19:00キックオフ
ガンバ大阪 vs FC東京
[パナソニック スタジアム 吹田]

◆求められる攻撃陣の鋭さ【ガンバ大阪】
例年と打って変わって好スタートを切り、シーズンの約3分の1が終わった現時点で、1試合未消化の7位に位置するガンバ大阪。しかし、ここ2試合は1分け1敗と勢いが下降気味だ。鹿島アントラーズのホームに乗り込んでの前節は4年ぶりの対鹿島戦白星を目前にしたが、最後の最後に追いつかれ、1-1のドロー。勝ち点2を落とした感の強い結果に終わった。

上位進出を目指す上で痛い結果に終わっての今節はFC東京が相手。暫定ながら勝ち点2差で上を行く相手との直接対決だけに、是が非とも勝ちが欲しい一戦となる。また、この試合は前節から中5日のG大阪が中2日のFC東京をホームに迎え撃つ構図。FC東京も決して力のあるチームが故、そうしたアドバンテージも3試合ぶりの白星に繋げていきたいところだ。

そこでキーに挙げたいのは攻撃陣の奮起。日韓代表勢から成る守備陣こそ一定の安定感を誇っているが、宇佐美貴史を中心にした攻撃陣が鋭さを欠いて、前節を含めて苦しい戦いの原因になってしまっている。宇佐美ら選手数名にとって、恩師である長谷川健太監督との再会にもなる今節は攻撃陣の働きが求められる。

★予想スタメン[3-1-4-2]
GK:東口順昭
DF:三浦弦太、昌子源、キム・ヨングォン
MF:矢島慎也
MF:小野瀬康介、井手口陽介、小野裕二、福田湧矢
FW:アデミウソン、宇佐美貴史
監督:宮本恒靖

◆長谷川健太監督、古巣攻略なるか【FC東京】
ケガ人やシーズン途中の主力移籍、15連戦に直面するなか、着実に勝ち点を積み上げるFC東京だが、ミッドウィークにホームで行われた鹿島戦は今季初の逆転負け。ディエゴ・オリヴェイラや永井謙佑ら一部主力のターンオーバーを講じた上、契約の問題でレアンドロを欠いた影響もあっただろうが、それまで続いた4戦無敗の良い流れを乱しかねない1敗を喫した。

それでも暫定ながら現時点で4位につけての今節はG大阪とのアウェイ戦。上位陣を追うためにも、勝ち点で肉薄の相手との直接対決となる今節は落とすわけにいかない。しかし、上述のとおり、今節は前節から中5日のG大阪に対して、FC東京が中2日。コンディション面で分が悪いゲームとなる。そこの部分をどうカバーして戦うかが1つのキーになってきそうだ。

とはいえ、FC東京にとって、対G大阪のアウェイ戦は鬼門と化しており、2008年11月以来白星なし(4分け5敗)。古巣凱旋ゲームとなる長谷川監督にとっても、過去2試合のリーグ戦で1分け1敗と勝てていない。今季のFC東京はここまで7試合3勝4分け無敗ときっちりと勝ちを収めているアウェイ戦となるが、果たして。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:林彰洋
DF:中村拓海、渡辺剛、森重真人、小川諒也
MF:アルトゥール・シルバ、高萩洋次郎、安部柊斗
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑、レアンドロ
監督:長谷川健太

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