G大阪 韓国代表MF朱世鐘獲得へ 2年連続のオファー、交渉順調で大詰めの段階

G大阪が来季の新戦力として韓国代表MF朱世鐘(チュセジョン、30=FCソウル)の獲得に乗り出していることが7日、分かった。2年連続のオファーで、昨年末は本人とクラブ側は移籍に前向きだったものの、現場が必要戦力としたために消滅。だが、複数の関係者によると今回の交渉は順調で、既に大詰めの段階に入っているという。  18年W杯ロシア大会に出場した朱世鐘はボランチを主戦場としており、セントラルMFや攻撃的MFなど中盤のポジションならば全て可能だ。今季はK1リーグ16試合で2アシストを記録している。11月下旬からカタールで集中開催されるアジア・チャンピオンズリーグにも出場する見込みだ。  G大阪は大卒新人MF山本が成長。シーズン途中にJ2磐田へ期限付き移籍したMF遠藤の穴を埋める活躍を見せ、また、MF井手口やMF倉田、MF矢島らも健在だ。だが、来季J1は過去最多の20チーム編成。さらに東京五輪が開催されれば、今季同様の過密日程が予想され、選手層の厚みが必要になってくる。

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