G大阪が狙うFWウェリントン・シウバ、ファンからの批判を受け主張「ここで集中し続けることを望む」

ガンバ大阪が獲得を狙っていると報じられていたフルミネンセのFWウェリントン・シウバ(28)だが、改めてクラブへの愛を主張した。ブラジル『UOL』が伝えた。

ウェリントン・シウバはフルミネンセの下部組織で育ったウインガー。その才能を買われ、2011年1月にはアーセナルへと完全移籍を果たす。しかし、アーセナルでは出場機会がなく、レバンテやアルコヤノ、レアル・ムルシア、アルメリア、ボルトンと武者修行を繰り返す。

ラ・リーガで33試合6アシスト、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で72試合8ゴール5アシストと、スペインで経験を積んだウェリントン・シウバは、2016年7月にフルミネンセへ復帰。2018年1月からインテルナシオナルへレンタル移籍を経験するも、2020年2月に復帰していた。

今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで22試合に出場し4ゴール2アシストを記録している。

そのウェリントン・シウバは、24日に行われた第32節のボタフォゴ戦に途中出場。すると後半アディショナルタイムに追加点を挙げ、チームの2-0の勝利に貢献していた。

試合後のインタビューに応じたウェリントン・シウバは、前節は決定機を逸してチームはドロー。さらいん、オファーが報じられ多こともありファンから批判を受けていたと苦悩を明かすも、自身が愛するのはフルミネンセだと主張した。

「良いパフォーマンスができておらず、一部のファンには批判された。僕にオファーが届いているというニュースがあった。クラブを去れと多くの声が寄せられている」

「どの試合にも命をかけてきたクラブだ。だからゴールは嬉しい。いつも僕のそばにいる家族、妻、神に感謝したい」

「前の試合(コリチーバ戦)では、フルミネンセに勝利をもたらす可能性があったゴールを逃し、多くの人が立ち上がった。批判を受け入れるけど、いつも人生を捧げていたクラブを辞めろというのは、不公平だと思う」

一方で、日本からのオファーがあることも事実だと認め、クラブが交渉を進めているとコメント。しかし、自身はフルミネンセに集中しており、仮に移籍が決定した場合は“悲しみを持って”去ると主張した。

「彼らは話をしている。僕はここで集中し続けることを望んでいる。僕がフルミネンセを去る時はいつだって、堂々と出て行った。いつだって、全てを与えてくれたクラブに感謝していた」

「僕が持っているものは全て、僕が子供の頃から自分のために扉を開いてくれたフルミネンセのおかげだ。だから、僕が去らなければならないのなら、それは悲しいことだ。なぜなら、僕が愛するクラブであり、僕が常に守ってきたクラブだからだ」

「僕がここブラジルでは、他にインテルナシオナルでプレーしただけだ。だから、フルミネンセには永遠に感謝し、ここで人生を捧げるために最後の日まで戦い、可能な限り最高の場所に残したいと思う」

「リーグ戦開幕当初、多くの人がフルミネンセは降格しない様に戦うだろうと行っていた。今、僕たちは最高の中にいる」

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