「負債の肩代わりという安価で…」ガンバ大阪、ヴェンゲルが認めた“元逸材”と合意へ! 地元メディアが報道

本人とは合意済みとも

ガンバ大阪は、ヨーロッパでの経験も豊富な好タレントを射止めたようだ。

現地時間1月25日、ポータルサイト『UOL』をはじめとする複数のブラジル・メディアは、ブラジル人FWのウェリントン・シウバがガンバ大阪と契約合意したと一斉に報じた。

現在28歳のウェリントンは世代別のセレソンにも招集されるなど“サッカー王国”でも実力派として知られるアタッカーだ。フルミネンセに所属していた2011年には高いポテンシャルをアーセン・ヴェンゲル監督に見出されてアーセナルへ移籍して小さくない話題となった。

ノースロンドンでは一度も出場機会を得られなかったものの、レバンテやアルコヤーノ、レアル・ムルシア、アルメリア、ボルトンと武者修行先で確かな経験を積んだウェリントンは、2016年7月にフルミネンセへ復帰した。

2018年に母国の強豪インテルナシオナウに移籍し、昨年2月に再びフルミネンセに帰還したウェリントンは、今年6月に契約満了を迎えるため、クラブも売却を検討。そこにガンバ大阪からのオファーが舞い込んだようだ。

ブラジルでも有力なネットワークを持つ『UOL』は、「ウェリントン側はすでにガンバ大阪からのオファーを受け入れている」と報道。数日中にフルミネンセからの移籍が決定するとも伝えている。

また、地元紙『O Dia』によれば、フルミネンセはウェリントンと2016年に契約した際の給与とボーナスの支払いを完済できていないため、ガンバ大阪へ無償で放出する代わりに、負債の支払い免除を認めることで契約が進んでいるという。 『UOL』は、ウェリントンとガンバ大阪の交渉の現状についてこうも伝えている。

「ガンバ大阪は両サイドでプレーができ、決定的な役割を果たせる選手を探していた。そのなかで契約満了が迫り、負債の肩代わりという安価で獲得できるウェリントンを高く評価している。両者の交渉は順調に進んでおり、残すは事務的な手続きのみだ」

昨シーズン限りでアデミウソンが退団し、攻撃の軸となる新たな助っ人獲得を模索していたガンバ大阪。かつて名将ヴェンゲルが認めたタレント性を持つウェリントンは、その狙いに合致する人材となりそうだ。

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