4連敗、ガンバが川崎に勝つためには… 矢島慎也が語った新布陣&新スタイルの可能性「どうなってもやり続けないと」

後半アディショナルタイムの失点シーンで致命傷となったのは?

[ゼロックス杯]川崎3-2G大阪/2月20日(土)/埼玉  王者相手の追撃弾は勝利にこそ繋がらなかったものの、シーズン初戦はリーグ開幕へ向けて大きな手応えを残した。

川崎フロンターレ対ガンバ大阪の富士ゼロックス・スーパーカップは2-2で迎えた後半アディショナルタイムに、川崎の小林悠がG大阪守備陣の裏を突き決勝点。川崎が3-2で勝利し、2年ぶりのスーパーカップ制覇を果たした。

前半で2点のビハインドを負ったG大阪は後半に反撃を開始。60分に追撃の狼煙となる一発を決めたのがG大阪で4年目を迎える矢島慎也だ。山本悠樹からの頭でのパスを収め、左足ハーフボレーでねじ込んだ。

自身のゴールは勝利に繋がることはなかったが、昨季リーグ王者を相手に一時は2点差を追いつく粘り強さも見せた。矢島は「自分たちがやろうとしていることを出せた場面もあったが、基本的には川崎の質の高い攻撃、守備の方が多かった」と90分を振り返る。今季から、G大阪は4-3-3の布陣にチャレンジし、矢島も慣れない右ウイングでのスタメン出場。公式戦での初お披露目のシステムには、「動き過ぎてみんなが同じサイドに寄り過ぎてバランスが悪い場面もあった。そこでバランスを取るような動きをしたいと思った」と課題も見られたが、得点シーンに象徴されるように、「もっとゴール前に顔を出して、ラストパスでいいところまで行ける場面を増やしたい」と手応えも掴んだようだ。

昨季は2位に食い込んだとはいえ、川崎相手にリーグと天皇杯で3連敗を喫し、この日の敗戦で4連敗となった。この差を埋めるために何を意識すべきかを問われた矢島は、「最後の失点場面も2トップの後ろに(川崎の)アンカーがいて、終盤の何シーンかはそこから簡単にターンされていた。そこを修正できれば失点はなかったと思う。中で気づいた人がアンカーを消すような守備をしたり、中で解決できれば良かった」と具体的なワンシーンを挙げて、修正ポイントを指摘。明暗を分けた要因も、自身の中ではすでにある程度、消化できているのかもしれない。

ハードワークと堅守をベースとしたスタイルから、今季初戦で攻撃的な姿勢を打ち出していく方針を鮮明にしたG大阪。矢島は「去年も2位を取っているけど、川崎に勝つにはボールをある程度持たないといけない。今やっているサッカーをどうなってもやり続けて成熟させていかないと」と、攻撃的なスタイルの継続性を重視する。さらに「結果も出さなければならないのは難しいけど、できた先にはもっと面白いサッカーがあるのかなと思う」と語り、より魅力的なサッカーへの転換に期待も込めた。

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