感染禍G大阪監督が究極の巻き返し宣言「時間ある」

新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、チーム活動を2週間休止していたガンバ大阪は23日、大阪・吹田市内で完全非公開の中、全体練習を再開させた。

オンラインで取材対応した宮本恒靖監督(44)は「軌道修正できる時間はある」と、究極の巻き返し宣言をした。

8日までの1週間で計8人(選手6人、スタッフ2人)の陽性者を出し、3月の全6試合が中止となった。指揮官は「正しい判断と感じている」とした上で、この日の活動再開に「(選手から)サッカーができる喜びを感じている様子を見受けられた」と話した。

中止6試合の代替日程が決まらなければ、最悪は「みなし開催」の新規則でG大阪が0-3の敗戦扱いになる。10日の会見で小野社長が「試合ができるのであれば中1日でも」と話したことに、指揮官も「どんな日程が組まれても、準備をする」と覚悟する。

既に7試合で勝ち点19の首位川崎フロンターレに対し、G大阪は敗れた開幕戦の1試合しか消化していない。4月3日敵地サンフレッチェ広島戦へは1カ月以上の空白を経て臨む。

陰性が確認できていないと公表したMFチュ・セジョンを含め、現時点で複数選手が練習に合流できていないが、主将のDF三浦は「他チームの勝ち点を見て臨むというのは新しい感覚。タイトル獲得の目標は変わっていない」と決意表明した。

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