五輪世代として初スタメンで無失点の勝利…GK谷晃生「自信を持ってやりました」

U-24日本代表は30日に『SAISON CARD CUP 2021』でU-24アルゼンチン代表と対戦し、3ー0で勝利を収めた。試合後、フル出場を果たしたGK谷晃生がインタビューに応じている。

東京オリンピック本大会へ向けたポジション争いの生き残りを狙う谷は「こういった試合で(五輪世代では)初めてスタメンで出るということで、自分の良さを出してしっかり声をかけて統率すれば全然できると思ったので、自信を持ってやりました」と率直な胸の内を明かした。また「代表チームは普段とは違いますし、よりアラートになるというか、できるだけコミュニケーションを取ってやったのでそこは良かったです」と語った。

3ー0というスコアでの勝利については「チームで試合を重ねるにつれていろんな経験ができているので、それは経験値になると思います。また今日は相手の特徴も分かっていたので、チーム全体でよく守れた印象です。終盤はラインを高く保っていて自分がプレーする場面は出てくると思っていたので、シンプルにプレーしようと思っていました」と振り返った。

谷は昨シーズンにガンバ大阪から湘南ベルマーレへ移籍し、Jリーグで出場機会を増やしての日本代表選出。この経緯も含めて谷は「J1の舞台で試合に出るのを目標に湘南に移籍して、それを去年実現できた中でこのチーム(五輪代表)につなげていきたいという思いは強くありました。それが今日、こうやって迎えられたのは湘南に感謝しています。ただ、まだ始まったばかりなのでここでも出場を増やせるようにやっていきたいです」と語っている。

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