パトリックへのSNS差別的投稿問題は処分なし…高校生が謝罪 ゲキサカ 11月30日(月)21時54分配信

ガンバ大阪のFWパトリックに対するツイッターを使った差別的な投稿があったとする問題で、Jリーグは30日、投稿者を特定したうえで処分しない決定を下した。

問題となっているのは、28日に行われたJリーグチャンピオンシップ準決勝の浦和対G大阪戦後に、パトリックのツイッターアカウントに向けた差別的な文言が投稿されているのが確認された。これに対しパトリックがメッセージを返信したことで、問題が表面化していた。

G大阪と浦和レッズ、そしてJリーグは30日夜、同時にリリースを発表した。リリースによると、投稿者は年1、2回、埼玉スタジアムで浦和の試合を観戦 しているという埼玉県内の高校生とのこと。投稿者本人が学校を通じてパトリックに反省と謝罪の意を申し出、パトリック本人も受け入れたという。

これを受けてJリーグは、「スタジアム外で発生した事象であり、Jリーグによるクラブへの処分はありません」と発表。「引き続き、広く社会に向けて差別撲滅の啓発活動を継続してまいります」と続けた。

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