Ｇ大阪の日本代表ＦＷ宇佐美貴史（２３）が２７日、オーバーエージ（ＯＡ＝年齢制限外）でのリオ五輪出場を熱望した。五輪出場権を獲得したＵ－２３（２３ 歳以下）日本代表について問われると「（ＯＡでの出場は）誰もが考えることだと思う。必要としてもらえるのなら、それぐらいの選手であり続けないといけない」と五輪への熱い思いを口にした。

さらには「五輪やＷ杯は世界中が注目する大会。そこにエネルギーを燃やすのは当たり前のことだと思います」とまで語った。

２６日の準決勝イラク戦は自宅でテレビ観戦。Ａ代表でも一緒にプレーしたＭＦ遠藤主将の涙にも刺激を受けた様子で「ワタル（遠藤）が涙しているのを見て、プレッシャーも緊張もあったと感じました。今まで勝てなかった相手（イラク）に、ラスト１分で勝ったのは、精神的にもタフになったのではないか」と話 した。

宇佐美は４強入りした１２年ロンドン五輪のメンバーだが、本大会では無得点で不完全燃焼に終わっている。

この日は大阪・万博練習場で約２時間の調整後に、シーズン開幕前のクラブ公式パーティーに出席した。