宇佐美、西野氏の前で恩返し弾だ!2次予選1位通過へ29日シリア戦

サッカー・日本代表合宿(27日、さいたま市内)29日のロシアW杯アジア2次予選最終戦・シリア戦に向け、会場の埼玉スタジアムで冒頭15分間以外を非 公開にして練習を行った。日本サッカー協会はこの日、新体制が発足。FW宇佐美貴史(23)=G大阪=は、元G大阪監督で技術委員長に就任した西野朗氏 (60)の前での恩返しを誓った。

恩師に成長した姿を見せる。日本協会の西野朗・新技術委員長がシリア戦を視察することが決定。宇佐美がピッチでの恩返しを宣言した。

「最初に面倒を見てもらった人。またこういう形でつながることができて、ありがたいと思う」

2009年。当時G大阪監督だった西野氏が、17歳の宇佐美を2年も飛び級で抜擢(ばってき)し、プロデビューさせた。11年には、19歳でのバイエル ン・ミュンヘン移籍も後押ししてもらった。宇佐美は13年にG大阪へ復帰。西野氏は14年から名古屋監督のため敵となったが、今回は日本協会の要職と代表 選手として再会する。さっそく29日のシリア戦が“共闘”のリスタートとなる。

この日の練習は非公開だったが、前日26日の紅白戦は主力組の左FWに入っており、スタメンが濃厚。FW岡崎、MF香川らとの共演に、「彼らを生かすこ とを考えてやっていれば、自然と生かしてくれる。自分のプレーをさせてもらうためにも、まずは近い選手にどれだけ気持ちよくプレーしてもらえるか」とイ メージを膨らませた。

アフガニスタン戦はハリル・ジャパン発足後初めて出番がなかった。「いい経験をさせてもらってきていたけど、出られなかったことは重要じゃない。出たときにどれだけできるか」。ベンチでは、先制点の重みを再確認した。日本を1位通過へと導くゴールを、恩師の前で決める。

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