G大阪門真のGK法貴、好セーブ連発も1失点に涙

<フジパンカップ:ディアブロッサ高田FC U-12 1-0 G大阪門真ジュニア>◇決勝◇28日◇J-GREEN堺

G大阪門真ジュニアGK法貴大和(ほうき・やまと、5年)が1失点を悔やんだ。前半10分、相手FW安野にゴール右へ決められ、これが決勝点。「止められずに悔いに残っている」。試合終了後は、ピッチにひざまずき、涙をこらえられなかった。

一方で好セーブも光った。前半9分と同13分。相手の枠内ぎりぎりに飛んできた直接FKを片手でセーブした。後半2分にも相手FWのミドルシュートを片 手で止め、ピンチを救った。法貴は「あの失点(決勝点)がなかったら負けなかった。だから、次は失点を食らわないつもりでいた。うまく止められた」と手応 えも得ていた。

「6年生になったら、次の全日(全日本少年大会)に尽くそうかな、と思っている」。名門G大阪のユニホームを着る未来の守護神が、この悔しさを糧にはい上がる。

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