藤春OG未遂も丹羽気迫クリアで耐えたG大阪 呉屋プロ初弾で貴重な敵地ドロー

サンフレッチェ広島とガンバ大阪による準々決勝第1戦は1-1の引き分けに終わった。ホームとアウェーを入れ替えた第2戦は9月4日に行う。

先制点を挙げたのは広島だった。前半28分、MF清水航平がゴール前に入れたボールがこぼれると、MF柴崎晃誠が落ち着いて蹴り込み、試合の主導権を握る。

流れを変えたいG大阪は、後半11分にFW長沢駿、同25分からFW呉屋大翔を投入。同点弾を奪いに行く。しかしホームの広島が押し気味の展開は変わらなかった。

ただG大阪は踏ん張りを見せる。後半33分にはFW佐藤寿人のクロスを防ぎに行ったDF藤春廣輝のクリアがクロスバーを直撃。“オウンゴール未遂”で肝 を冷やしたが、直後の跳ね返りをMF青山敏弘に押し込まれた場面は、DF丹羽大輝が気迫のカバーリングを見せて、追加点を与えなかった。

そして後半41分、DFラインから縦パスを繋ぐと、呉屋がドリブルでエリア内に入る。細かいフェイントでDFを外すと、左足を射抜き、同点弾を奪った。 大卒ルーキー呉屋は、トップチームではうれしいプロ初ゴール。G大阪が貴重なアウェーゴールを手に、ホームでの第2戦に臨むことになった。

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