G大阪長沢、ハリル御前弾だ!監督も岡崎超え期待

G大阪FW長沢駿(28)が、御前弾の再現を目指す。

日本代表ハリルホジッチ監督が視察する10月1日のアウェー浦和戦に向けて、9月30日は大阪・吹田市内で非公開練習。前節ホーム東京戦でもハリル監督は大阪まで視察に訪れており、192センチの長身FWは1点を挙げていた。

29日の日本代表メンバー発表会見で指揮官は、長沢の名前を挙げ「面白い選手」と説明した。インターネットの記事で確認したという本人は「間違いなくモチベーションになる。評価してもらっているのは自信になる。明日が楽しみ」と心を躍らせた。

これまでA代表経験はないが、8月に入ってからルヴァン杯(旧ナビスコ杯)を含めて公式戦9試合で8得点と絶好調だ。それでも「結果を残していけるか。結果にこだわって、残し続けてこそ代表につながる」と理解している。

必要なのはチームを勝たせるFWになること。G大阪の長谷川監督は「今の(代表の)面々を見ても(前線は)そうそうたるメンバー。そこに加わっていくとなれば、それ相応の結果が必要」と分析した。

代表でセンターFWのライバルとなるならば、FW岡崎(レスター)だ。長谷川監督が清水時代に指導し、長沢もプロ1年目から4年間一緒にプレーした。長谷川監督は「オカ(岡崎)よりも駿(長沢)の方がうまかった。オカは本当に下手だったけど、だんだんうまくなっていく姿を見て、駿も刺激を受けてきた。これから駿はサッカー選手としていい年齢に差し掛かっていくし、ここからもうひと伸びして欲しい」と、さらなる飛躍を期待する。

チームは、第2ステージ(S)優勝に向けて浦和と大一番を迎える。首位浦和とは勝ち点4差。勝てば勝ち点1差まで縮められるが、負ければ優勝が一気に遠のく。長沢は「(代表に名が挙がり)うれしいことですけど、まずは浦和戦だけに集中してやりたいし、やれている。自分のプレーをしっかりして、第2Sで優勝したい」。成長著しい28歳が、絶対に負けられない戦いでゴールを挙げ、G大阪を勝利へと導く。

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