G大阪・丹羽大輝が選出 “NIWA”バロンドール Jリーグ屈指のCBが選ぶ 2016年ベスト11&MVP
ウェブ番組『FChan TV』とのコラボ企画。第34回は、ガンバ大阪で活躍するDF 丹羽大輝選手をゲストに迎えた。今回はNIWAバロンドールと題し、2016シーズンのJリーグベストイレブンと最優秀選手を丹羽選手に選出してもらった。DFとしての目線で、丹羽選手のみぞ知るあの選手の魅力をユーモアを交えて熱く語る。
GK: 楢崎正剛(名古屋グランパス)
オフの期間にハワイで会って、ビーチで良い話が出来たので……。というのは冗談で(笑)、名古屋の苦しいチーム状況の中、後ろで引っ張っていた。結果は出なかったけど、ナラさんが後ろにいる安心感というのはあるのかな、後ろから支えていたなと思います。
DF:オ・ジェソク(ガンバ大阪)
Jリーグ一、脚が太いんです。メディアではあんまり取り上げられないんですけど、ガンバではかなり有名なんです(笑)。この太ももの太さが、あの走力に結び付いていると思うんですよ。走るのも速いし、体力もあるのは、あの太ももからきているんじゃないかなと思いますね。
DF:西大伍(鹿島アントラーズ)
DF:千葉和彦(サンフレッチェ広島)
大伍は、ただの仲良しというか(笑)。千葉ちゃんもそうですね。千葉和彦・丹羽大輝・西大伍は生命保険の担当者が同じなんです。三人とも年俸が右肩上がりに上がっていますし(笑)、いつかこの三人でディフェンスライン組めたらいいなと思っています。
大伍は、結果も残していて攻撃センスもありますし、サイドバックっぽくないサイドバックというか。ゲームメイクも出来るし、ためも作れますよね。クレバーな選手だと思います。
千葉ちゃんもね、後ろから広島のビルドアップを支えていますし、「遊びながらサッカーやってるなあ」という感じですね。
DF:丹羽大輝(ガンバ大阪)
丹羽選手は、特別枠ですね(笑)。あんまり言うことはないです。強いて一個挙げるなら……。丹羽選手が居れば、勝つ可能性が増えます! 監督の立場から見ると、この選手を入れたら何故か勝ってたな、というような、お守り的な役割でいたいなと思いますね。
MF:中村憲剛(川崎フロンターレ)
対戦していて、このタイミングでラストパスを出すか、という絶妙なタイミングでボールを出してくる。
スルーパスを常に狙っているところがあるから、狙ってないでボールをさばいているのかなと思ったところでいきなり裏をパンと取られたりとか。裏を狙っていると見せかけて、普通に足元に遊びのバスをつけたりとか。
最後のゴールに繋がる一発のパスが凄いし、DFにとっては狙いにくい。だからもう中村憲剛さんありきのフロンターレだったなと思いますね。前の選手が点を取れるのは、あの人がボールを持ってDFラインを下げたりとか、食いつかせたりとか色んなことをして、裏を取ったりとか足元に蹴れたりするからだと思うんです。
いつか同じチームで一緒にやってみたいです。
MF:レオ・シルバ(アルビレックス新潟)
いつ見ても戦っているなあという感じですね。もちろんフリーキックを決めたりとか、パスさばきも上手いんですけど、やっぱり守備でチームをすごく助けているなあと。
僕がセンターバックで出た時に、こんなボランチの人がいたらすごく助かるなと思うような選手ですね。
MF:アデミウソン(ガンバ大阪)
最初はやっぱりガンバに馴染むのにすごく時間がかかって、なかなか点も取れなくて本人も試行錯誤していたと思うんですけど、何点か取り始めてからどんどん自信をつけていって。
アデミウソンの彼女が日本に来た時期があったんですけど、多分それから調子を上げていったんですよ。分かりやすいですよね(笑)。
MF:エウシーニョ(川崎フロンターレ)
FW:レアンドロ(ヴィッセル神戸)
FW:ディエゴ・オリヴェイラ(柏レイソル)
エウシーニョは良い選手ですね。攻守でハードワークできるし、守備も攻撃も出来るし、速い。一歩が速いです。
僕がディフェンスをする時、駆け引きで自分が上回れる時はどれだけスピードがあっても自分の間合いに持っていけるんですけど、駆け引きで上回られて自分の間合いに持っていけないような選手は苦手。
そういう駆け引きが上手いのが、この二人のフォワードです。ディエゴは、受けるタイミングとか、裏に抜けるタイミングが独特なんですよね。レアンドロはガンバでチームメイトだったんですけど、何でも出来るんですよ。
気になる第1回NIWAバロンドール受賞者は?
【NIWAバロンドール】
FW:レアンドロ(ヴィッセル神戸)
同い年で、ガンバでチームメイトとしてプレーしていましたし、得点王という目に見えて分かる結果を残したというところで選出しました。僕以外でも今シーズンMVPに挙げる人は多いんじゃないかなと思います。
何でも出来てしまう選手で、性格もすごく良い。だから僕はサッカー選手としても、人間としても僕はレアンドロのことがすごく好きなんです。