G大阪藤春がアニキに名乗り、堂安ら若手にステーキ

G大阪DF藤春広輝(28)が兄貴キャラにイメチェンした。沖縄合宿8日目を迎えた23日、主に実戦形式の練習で汗を流した。主力組の左サイドバックに入った藤春は果敢に前線へ上がって存在感を放った。

今合宿で藤春に変化が見られた。オフを利用し、U-20(20歳以下)日本代表MF堂安(どうあん)やDF初瀬ら若手4人にステーキをごちそう。「若手にこういう(兄貴的な)ところを見せていかないと」と、鉄板料理店で4人に国産和牛を食べさせたという。

もともとは引っ張るタイプではなかった。しかし昨年、オーバーエージとしてリオ五輪に出場し、意識が変化。さらに「アニキ」と呼ばれていたDF岩下がJ2福岡に移籍し、世話役がいなくなった。代役に名乗りを上げた藤春は、今回の合宿中も清水から新加入の三浦らに「最終ラインのコントロールをして欲しい」と注文し、守備陣を統率しようと努力している。

プロ7年目。チームが2月7日のACLプレーオフ(相手未定、吹田S)に向けて急ピッチで仕上げている中も「新加入の選手がいて連係がしっかり取れるかが大事」と話す。28歳のリーダーシップに期待だ。

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