G大阪市丸、U20W杯へまずJ1「デビューを」

G大阪のユース出身2年目MF市丸瑞希(19)が28日、J1デビューを目標にした。大阪・吹田市内での練習後「なるべく早くベンチ入りして、デビューしたい」と意気込んだ。

成長が求められるボランチだ。G大阪は16日から9日間、沖縄で合宿を実施していた。長谷川監督はその合宿のMVPに「マル(市丸)なんかはよく頑張ってくれている。球際の部分が課題だが、技術的にたけた選手。やってもらわないと困る」と真っ先に市丸の名前を挙げた。今季、G大阪はシステムを変更して3ボランチを取り入れている。MF遠藤、今野、井手口の中盤は強力だが、指揮官は「マルが3ボランチでアンカーも、両脇(サイド)もできるようになれれば厚みが出てくる」と期待した。

昨年はU-19(19歳以下)日本代表の主力に定着。今年5月に開催されるU-20W杯韓国大会の切符が懸かったU-19アジア選手権(昨年10月開催)で、正確なパスや展開力が評価された。市丸は「W杯までにデビューして、経験を積みたい。3人(遠藤、今野、井手口)から(ポジションを)奪って試合に出たい」。昨季は井手口が日本代表まで駆け上るほどブレークした。次は市丸の番だ。

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