【J1展望】横浜×G大阪|“お得意様”を叩き、復調のきっかけを掴みたい

横浜――中央からの崩しの回数を増やしたい。

J1リーグ 第9節
横浜F・マリノス-ガンバ大阪
4月30日(日)/17:00/日産スタジアム

横浜F・マリノス
今季成績(8節終了時):9位 勝点3 4勝1分3敗 10得点・9失点

【最新チーム事情】
●前々節・広島戦で左太ももを打撲した松原が戦列復帰。右SBで先発濃厚だ。
●マルティノスが出場停止から戻り、右サイドハーフに入る。
●流動的な1トップ、今節は伊藤が先発か。

【担当記者の視点】
ルヴァンカップを含め、ここ最近は、連勝はなくも連敗もないとはいえ、白星と黒星を交互に繰り返す不安定な戦いが続いている。

目下の課題は、左サイドの齋藤を封じられた時、いかに他の手段で相手ゴールに迫るか。逆サイドのマルティノスの仕掛けはもちろん、トップ下と2ボランチが絡んで中央から崩す回数も増やしたい。

昨季、G大阪とは1勝1分と負けなしと、相性は悪くない。上位にいるチームを叩いて、復調のきっかけを掴みたい。

G大阪――攻撃陣は公式戦2試合で9得点と好調。勝利の鍵を握るのは守備。

J1リーグ 第9節
横浜F・マリノス-ガンバ大阪
4月30日(日)/17:00/日産スタジアム

ガンバ大阪
今季成績(8節終了時):2位 勝点15 4勝3分1敗 19得点・8失点

【最新チーム事情】
●大宮戦、アデレード・U戦で先発を回避したファビオがスタメン復帰の見込み。
●18歳の堂安が直近の公式戦2試合で3得点と好調。
●ACLで右内転筋肉離れから復帰したアデミウソンは「切り札」として控える。
●長谷川監督の就任後、横浜戦のアウェーゲーム戦績は2分1敗。

【担当記者の視点】
6得点のゴールラッシュを見せた大宮戦に続き、ACLのアデレード・U戦でも3得点。堂安が2試合連続ゴールで長谷川監督の信頼を掴み、ベテランの藤本も好調、アデミウソンもACLで復帰を果たすなど、攻撃陣の状態は上がってる。

ポイントは守備だ。齋藤ら強力なアタッカーを擁する横浜に対し、指揮官も「齋藤とマルティノスの両サイドはJリーグ屈指」と警戒すれば、古巣との対戦となるファビオも「カウンターは非常に速いので注意が必要」と話す。長谷川監督の就任以降、敵地での横浜戦は勝利がない(2分1敗)だけに、ジンクスを打ち破って勢いに乗りたい。

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